2014-05-19

Hergopoch KG-TT

久方ぶりのブログ更新です。長らくお休みしてて申し訳ございません。
また、更新していくのでみなさんたまに見に来て下さい。

再開第一弾は、このGW前に発売されたばかりのKG-TTです。
このKGシリーズはこの春からの「準」新シリーズです。
「準」を付けたのは、既存の11シリーズのシュリンクレザーとMGのヌメ革のコンビだからです。
このシリーズの売りは何と言ってもこのゴールドジップですね。
これにより全体的に非常に質感の高い仕上りになっていると思います。




さてこのKG-TTの最大の売りは何と言っても、このサイズ感です。
小さ過ぎず、大き過ぎず。A4大のファイルが“ギリ”入るサイズ感が秀逸です。
合いも変わらず、大きいトートバックを量産する各メーカの意図は?
そもそも「そんなにデカバックがかっこいいか?」と常々思っていた私にはもってこいのトートでした。
入荷検品と同時に営業の田坂さんに電話してNVを注文してしまいました。

使ってみると・・・佐藤さん!お見事!(←HERGOPOCHのデザイナーです。)

① ギリのサイズ感なので、財布や名刺入れなど小さいものが探し易い。
←デカトートは中身が鞄の中で泳ぎまくるから探すのにも一苦労ですし、何といっても泳ぎまくるが故の摩擦による摩耗で、せっかくのクロコが。。。ボックスカーフが。。。
1年後には見るも無残な経年劣化に。。。

② 見事なまでの自立。外縫いバックならではの安定した自立は、駅のホームや訪問先の会社でもスマートな立ち居振る舞い間違いなしです。



③ やはりこのグリップハンドルは持ちやすい。『このサイズ感ならそんなに重くなることがないので、肩掛けより手持ちの時間が断然多くなることを考えました。』(談:佐藤)
←仰る通りです。しかもショルダー紐がダランと外に垂らさなくて済むように、蓋の高さを少し落として蓋の上にショルダー紐が載せられるようにしています。ベストセラートート11-TTWのように。

④ 最後は余談ですが、電車で座った時に隣の方に鞄がまったく当たらなくて済むのが助かるなんて思ってる私に同調して下さる小心者な皆さんにはお勧めです。

決して派手ではないのですが、このジワジワにじみ出てくるこのトートの良さはなんか惜しまれてつい先日廃盤になったショルダーバック11-SQR(6年間生産)に似てる感じがしました。

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